新しい時代の鳥羽展望台：海女のテラスとその魅力
鳥羽展望台は、約50年前、鳥羽志摩を結ぶパールロードの開通とともにレストハウスとして設立されました。その後、約20年前に公営から民間へと運営が移行し、新型コロナウィルスの影響を受けて運営方針を見直し、次世代に繋げていくための「鳥羽展望台アップデート計画」を立ち上げました。その第一弾として、2022年12月29日に「鳥羽展望台 海女のテラス」がオープンしました。
海女のテラスの魅力
1. CaféとShopの併設
海女のテラスは、CaféとShopを併設しており、訪れる人々に美味しい食事と素敵なお土産選びの機会を提供しています。Caféでは、地元の食材を生かしたメニューを楽しむことができ、Shopでは地元の特産品をはじめ、わんこのおやつなども取り扱っています。
2. ストリートピアノの設置
海女のテラスには、誰でも自由に弾くことができる白いアップライトのストリートピアノが設置されています。このピアノは、屋内ガーデンで2020年7月から始まったプロジェクトの一環として、リニューアルにより導入されました。訪れる人々は、マナーを守りながら気軽に音楽を楽しむことができます。
3. 初日の出の絶景
鳥羽展望台は、毎年元旦に限り早朝営業を行っており、訪れる人々は水平線から昇る太陽と海に反射する日の光の美しい光景を堪能できます。この自然が見せるショータイムは、他では体験できない貴重な瞬間です。
4. ペットとのお散歩スポット
東と西に一箇所ずつ設けられた東屋と芝生広場は、ペットとのお散歩に最適です。カフェでは屋外にテーブルと椅子が用意されており、ペットと一緒にテイクアウトした食事を楽しむことができます。
5. 多機能トイレの完備
大型で清潔な多機能トイレが完備されており、どなたでも快適に利用できます。これにより、幅広い訪問者が鳥羽展望台を訪れやすくなっています。
次世代へ繋ぐ鳥羽展望台
鳥羽展望台は、伊勢志摩国立公園パールロード沿線に位置し、古くから海女漁が盛んな国崎町にあります。展望台からは、海女漁の漁場や海女さんが潜る様子を眺めることができます。この素晴らしい風景がいつまでも続くようにとの願いを込めて、新店舗名「海女のテラス」が命名されました。
鳥羽展望台と海女のテラスは、伊勢鳥羽志摩は元より三重県の魅力を「食とお土産」を通じて発信し続けています。新しい時代に合った施設へと変革し、訪れる人々に忘れられない体験を提供することで、次世代へと繋げていくことを目指しています。
