京都洛東遺芳館の名品が集結!
目の前に迫る美の世界
皆さん、楽しいニュースをお届けします!三重県津市にある石水博物館では、9月14日から特別な企画展「京商人の美意識」が始まりました。
この展覧会では、江戸時代から続く京都の豪商、柏原家が所有する洛東遺芳館の名品を中心にした24点が展示されています。
名品の数々が圧巻で、どれもがその美しさに心を奪われることでしょう。
特に深い歴史を背負った品々を見ると、日本の伝統美の素晴らしさを改めて感じさせられます。
見逃せない作品たち
展覧会では、円山応挙の「虎図」や、宋紫石の「猛虎図」といった素晴らしい作品が並びます。
特に「猛虎図」六曲一双のびょうぶは、鮮やかな色合いと緻密な筆致が印象的です。
また、蒔絵の貝桶や伊勢物語を題材にした婚礼調度の美しさも見逃せません。
これらの作品は、ただ観るだけでなく、その背後にあるストーリーや文化を感じることができるので、本当に興味深いです。
深まる歴史のつながり
石水博物館の設立者である実業家で芸術家の川喜田久太夫の存在も忘れてはいけません。
特に、彼と柏原家との関係について触れておく必要があります。
幕末に縁戚関係を結び、大正時代には10代目柏原孫左衛門が百五銀行の取締役に就任するなど、両家の関係はとても深いものです。
この展覧会は、その絆の証でもあり、伊勢の地で豊かな商人文化を体験できる貴重な機会です。
初の試みを楽しむチャンスです
洛東遺芳館の所蔵品が他館でこれほどまとまって公開されるのは、実は初めてのことだそうです。
学芸員の桐田貴史さんは、「門外不出の名品ばかりで当館でしかできない展覧会」と語っています。
この機会を逃さずに、ぜひ足を運んでみてください!伊勢の地で京商人の美意識を肌で感じる特別なひとときをお楽しみいただけること間違いなしです。
アクセスと詳細
展覧会は11月17日まで開催されています。
月曜休館で、入館料は一般500円です。
歴史や美術に興味のある方はもちろん、そうでない方も、間違いなく楽しめる内容となっています。
皆さんもこの機会に、京商人たちの美意識に触れて、新たな発見をされてみてはいかがでしょうか?きっと素晴らしい経験ができるはずです。