鳥羽商船高専の学生たちが「ベスト100」に選出!地域課題解決に向けた挑戦
高校生ビジネスプラン・グランプリの成果
全国高校生起業アイデアコンテスト「高校生ビジネスプラン・グランプリ」で、三重県鳥羽市にある鳥羽商船高等専門学校の3年生チーム「Comeナビ」が名誉ある「ベスト100」に選ばれました!このプログラムには、全国の高校生や高専生が自らのアイデアを競い合う場であり、今年は過去最多の536校から5151件ものプランが寄せられました。
その中で、地域の課題に取り組む姿勢が評価されたことは、非常に誇らしいことですね。
外国人観光客向けのアプリ提案
彼らの提案は、クルーズ船で訪れる外国人観光客に向けた飲食店や観光施設を案内するアプリの開発でした。
このアイデアは、観光業が盛んな地域において、増加する外国人観光客への対応を強化するもの。
特に市に毎月2千人以上の外国人が訪れるというのは、観光地としての魅力を物語っていますが、それによる行政職員の負担が大きいというのは、実際の問題です。
そんな現状を見据えた素敵なアイデアは、感動を与えます。
地域課題解決に向けた具体的なシステム設計
彼らのプランでは、「観光客用アプリ」と「地域団体用アプリ」の2つが作成され、観光客のニーズに応じた場所の提示や予約、支払い、誘導をアプリで完結できる仕組みが提案されています。
さらに、地域の事業者にとってもシステム使用料を得るチャンスがあり、相互に利益を得られるウィンウィンの関係が描かれています。
こうしたビジネスモデルを通じて、地域全体に活気がもたらされるのではないでしょうか。
想像するだけでワクワクしますね!
未来に向けた熱意と展望
この素晴らしいプランは、来年2月には名古屋大学で行われる東海地区発表会にも参加する予定です。
山下温斗さんと塚本真己也さんの2人は、システムを実際に運用するためにまだまだやるべきことがたくさんあると力強く語っています。
その姿勢には、新しい挑戦を恐れない若者たちの純粋な熱意が感じられ、心が温かくなります。
また、彼らのビジネスプランが全国に広がることを願いつつ、今後の展開に期待が高まります。
表彰式での感動の瞬間
この成功は、もちろん彼ら自身の努力の結果であることは間違いありませんが、表彰式で加藤卓支店長から受け取った表彰状とメダルは、彼らの努力が形になった瞬間でもあります。
山下さんが「地域課題に取り組んでベスト100に選ばれたのでうれしい」と語る様子から、その喜びが伝わってきますね。
また、塚本さんが「このビジネスプランが実現できたら、全国にも広げていきたい」と意気込む姿は、若い力が未来を切り開いていく様子を感じさせ、とても励みになります。