鈴鹿市考古博物館で魅力的な特別展が開催中！
皆さん、考古学に興味はありますか？それとも、リトルアーチャーたちが好むと思われる「かわいい埴輪」に惹かれる方も多いのではないでしょうか！今回、三重県鈴鹿市の考古博物館で「ちいさな古墳のかわいい埴輪たち」という特別展が開催されています。
この展覧会では、約70点の形象埴輪が展示されており、特に小規模古墳から出土した埴輪が中心となっています。
展示は9月23日まで続きますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
歴史を感じる小規模古墳の魅力
寺谷遺跡では、平成4年度に新たに20基の小さな古墳が確認され、そこから数多くの形象埴輪が出土しました。
これらは、古墳の墳丘の周りに見られる周溝から発見され、人物や動物、さらには甲冑をまとった形象など、多彩なデザインで楽しませてくれます。
埴輪だけでなく、古墳そのものが持つ独特の魅力にワクワクすること間違いなしですよ。
考古学の新たな発見を通じて、過去の人々の生活を感じることができる貴重な機会です。
特別な埴輪たちとの出会い
展示では、特に目を引くのが「寺谷みこ」のモデルとなった巫女形の埴輪2点です。
彼女を通じて、古代の人々がどのように神聖な存在を表現していたのか、想像を膨らませることができます。
また、松阪市の常光坊谷古墳群から出土した鳥形の埴輪や、津市の稲葉古墳群から出土した家形の埴輪、さらには京都府の古墳からの巫女形埴輪など、バラエティ豊かな形象埴輪が展示されていて、見応えがあります。
子どもたちにも優しい配慮
今回の特別展は、子どもたちにも考古学に興味を持ってもらえるように企画されています。
子どもたちが楽しめるように工夫されているので、親子での訪問も大歓迎。
「小さい子どもも楽しんでもらえると思うので、気軽に足を運んで見てほしい」というスタッフの言葉にも、温かい思いやりが感じられます。
観覧後にちょっとしたお話をするのも楽しいですね。
楽しい関連イベントも要チェック！
さらに、特別展の期間中には関連イベントも開催されます！例えば、小中学生を対象にした「はにわ観察会」や、ワクワクするクイズラリーが行われるのです。
子どもだけでなく、大人も楽しめそうです。
そして、9月14日には松阪市文化財センターの講演会が実施され、「史跡 宝塚1号墳～大きな古墳のすごい埴輪～」というテーマで新たな発見を語ってくれます。
この機会に、ぜひ歴史に触れ合えるチャンスを逃さないでください。
