亀山少年少女合唱団の魅力あふれる演奏会
感動の定期演奏会が開催されました！
9月15日、三重県亀山市の市文化会館大ホールにて、亀山少年少女合唱団の第37回定期演奏会が行われました。
この演奏会には約350人もの観客が集まり、彼らの美しいハーモニーに魅了されました。
合唱団は昭和61年に結成以来、数々のイベントに参加し、ウィーンの森少年合唱団などと共演するなど、その実力は折り紙付きです。
子どもたちの情熱的な歌声は、会場に温かい感動をもたらしました。
多彩なプログラムで楽しむ音楽の旅
演奏会は4部構成になっており、各部ごとに異なるテーマが用意されています。
1部では「まちの音」をテーマにした曲目が歌われ、「窓のうた」や「水をのむ」を通して、地域の風景や日常に触れることができました。
2部ではバラエティステージが用意され、「風かおる大地の子ども」や「赤い風船とんだ」など多彩な楽曲が披露され、観客を楽しませました。
あっという間に時間が過ぎてしまうような、心温まる音楽のひとときでした。
友情の歌声を届ける子どもたち
3部では、指導者である中世古友子さんが指導する「なかよし友っこ合唱教室」が賛助出演し、「上を向いて歩こう」や「野に咲く花のように」といった名曲を披露しました。
これらの曲の中には多くの人に深い感動を与えるメッセージがありますよね。
子どもたちの一生懸命な歌声は、聴く人の心を打ち、自然に笑顔を引き出します。
彼らはその歌声を通じて、見る者の心に響く「連帯感」を作り出していました。
朗読と合唱のコラボレーションに魅了されるひととき
そして、クライマックスともいえる4部では、図書館などで読み聞かせ活動をしている向井公子さんの朗読に合わせた音楽物語「スイミー」が披露されました。
この朗読と合唱が一体となったパフォーマンスは、会場の温かさを一層引き立てました。
観客の拍手が鳴り止まない中、子どもたちの歌声が空間を彩った瞬間は、まさに感動的でした。
観客の中には孫が団員として参加している60代の女性もおり、「舞台に堂々と立ち、歌う姿に目頭が熱くなった」とおっしゃっていました。
このように、心に残る瞬間が演奏会には溢れていました。
これからのさらなる飛躍に期待を寄せて
来賓の櫻井義之市長もお祝いの言葉を述べ、「これまで受け継がれてきたハーモニーが、本市の多彩な文化の一つとして、今後も広がり続けていくことに期待し、さらなる飛躍を願っている」と締めくくりました。
地元の文化活動や子どもたちの活躍が、地域全体を活気づけていることを感じられますね。
亀山少年少女合唱団のこれからの活躍がとても楽しみです！次回の演奏会も待ち遠しいですね。
