お手玉寄贈の素敵な取り組み
地域の温かい心が形に!
三重県津市に拠点を置くボランティア団体「ふれあい長寿津」が、お手玉約1500個を津市教育委員会に寄贈したという素晴らしいニュースが届きました!この団体は、高齢者の社会参加や生きがいづくりに取り組んでおり、まさに地域の宝物です。
寄贈されたお手玉は、なんと菓子食品メーカーから譲り受けた規格外のアズキを使用して手作りされたもの。
このエピソードには、地域の人々のつながりがしっかりと息づいていることを感じさせられますね。
手作りのお手玉、愛情たっぷり!
「ふれあい長寿津」は、平成27年度から井村屋グループの協力を得てお手玉制作を続けており、これまでにお手玉をなんと2万3510個も作ってきました!すごい数量ですよね。
これを聞くだけでも、会員の皆さんの情熱が伝わってきます。
そして、毎年市教委を通じて希望した学校に寄贈し、昔遊びの体験交流にも訪れているとのこと。
「お手玉」で遊ぶ子どもたちの笑顔を想像すると、なんとも心が温かくなります。
手渡しの瞬間、感動のシーン!
寄贈の際、瀧薫代表(84歳)をはじめとする会員と、井村屋の執行役員の方々が津市教育委員会を訪れました。
森昌彦教育長にお手玉を手渡すその瞬間、会場には感動が溢れていたことでしょう。
瀧代表は「私どもと井村屋さんと教育委員会の3つが輪になりできること。
つながりが続く限り続け、後継者を育てていきたい」と述べ、つながりの大切さを強調されました。
このような思いが込められたお手玉が、きっと子どもたちにも温かな心を伝えることでしょう。
心に響く教育長の言葉
森教育長も、寄贈されたお手玉の素晴らしさを称賛しました。
「アズキの手触りがとてもいいお手玉で、心を込めて作っていただいたことが伝わる」との言葉から、手作りの温もりがどれだけ大切かを再確認させられます。
また、「子どもたちは勉強だけでなく、経験を通して人間性を高めることが大事」と話され、地域のつながりが子どもたちの成長に寄与することへの期待が伝わってきました。
教育と地域が協力する素晴らしさが集約された瞬間でした。
未来へつなげる大切な活動!
「ふれあい長寿津」の活動は、単にお手玉を作るだけではなく、地域の高齢者が若者とつながる架け橋になっています。
お手玉を通じて、昭和の懐かしい遊びを伝えることは、世代を超えた心の交流を生み出していることでしょう。
また、使われていないアズキをリサイクルすることで、環境にも配慮した活動ともなっています。
これからも、地域の人々が協力し合いながら手作りの温もりを広めていくことが望まれます。
子どもたちの笑顔が、私たちの未来を照らしてくれることを願ってやみません。