伊勢神宮参拝と観光の徹底ガイド:内宮・外宮巡りと周辺エリアの魅力 伊勢参り・旅行・ツアー・ホテル・グルメ

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「近鉄特急と皇室:昭和から令和までの歴史を探る」

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近鉄特急と皇室の歴史をひも解く

昭和から令和、近鉄特急の旅

日本の歴史とともに歩んできた近鉄特急。
その物語は、昭和天皇が1932(昭和7)年に大阪電気軌道を初めて利用されたことに始まります。
近鉄の沿線には、伊勢神宮正倉院、さらには神武天皇の山陵など、皇室にゆかりの深い場所が点在しています。

このため、皇室の方々が近鉄特急を利用する機会は少なくありません。

御料車の特別な内装

では、近鉄特急のどのような列車が皇室の方々によって利用されたのでしょうか。
1971(昭和46)年、昭和天皇伊勢神宮参拝の際に乗られたのが、近鉄特急の初めての方とのこと。

特別な「御料車」として改装されたこの列車は、内装も防弾仕様にされ、まさに特別扱いの車両です。
車内には、16人分の座席と特別なテーブル、絨毯が敷かれた「御座所」が設けられ、快適さと安全性が考慮されています。

皇室のためのサービス

皇室の方々が乗車する際には、様々な要望が宮内庁から寄せられました。

例えば、1974(昭和49)年には「トイレ付き」で「食事の準備ができるスペース」を求められ、最新鋭の近鉄特急の中からこれらの条件を満たす車両が選ばれました。
駅弁の販売も人気ですが、専用のスナックコーナーが用意されたことは、一般客にとっても特別な体験となりますね。

天皇と皇后の特別な旅

昭和天皇と共に香淳皇后も82年の間に何度も近鉄特急を利用されました。

各年には、皇室の皆様がどの列車に乗られたのか、その記録が残っています。
そして、特注の調度品は近鉄百貨店が担当し、皇室にふさわしい美しさが求められたことでしょう。
こうして、天皇と皇后が共に、国民と共に感動の瞬間を分かち合う姿が、近鉄特急という一つの列車に重ねられているのです。

未来へつながる歴史

近鉄特急を利用される歴史は、昭和から令和へ、そしてこれからも続いていくことでしょう。
これまでの乗車体験を通して、近鉄特急はただの交通手段ではなく、天皇や皇后にとって特別な思い出の象徴でもあります。
近鉄沿線を旅する皆さんにとっても、歴史的な地域を巡りながら、こうした素晴らしき旅の物語を思い描くことができるでしょう。

ぜひ、あなた自身の特別な旅を、近鉄特急で体験してみてはいかがですか。