年末の大掃除、鳥羽水族館では特別なイベントが行われました!
年末が近づくと、どこでも大掃除の季節がやってきますが、三重県鳥羽市にある鳥羽水族館では、特別な意味を持つ大掃除が行われました。
アシカやアザラシたちが住む大水槽が、なんと600トンもの水を抜かれて、徹底的にクリーニングされるという壮大なプロジェクトが実施されたのです。
この光景は、普段なかなか見ることができない貴重な体験で、多くの訪問者がその様子に興味津々でした。
高圧洗浄機が織り成す水族館の裏舞台
飼育員たちは高圧洗浄機やデッキブラシを駆使して、大水槽のコケや水あかを丁寧に洗い流していきます。
この作業は、アザラシたちにとっても一種のエンターテイメント。
飼育されているアザラシの中には、床に寝転がって飼育員たちの作業をじっと眺めている子もいれば、ミナミアフリカオットセイの「ドン」くんのように、訪れる人たちに愛嬌を振りまく子もいるのです。
彼はまるでショーのスターのように、両サイドを行ったり来たりしながら、観客を楽しませていました。
清掃中も変わらない種族の魅力
訪れた人々の中には「大水槽の大掃除を見るのが初めてなので新鮮」と感動する声が多く聞かれました。
日常の運営とは違った裏側の様子を見ることで、水族館の生き物たちの大変さや、飼育員たちの努力に対する理解が深まる貴重な機会だったのではないでしょうか。
自然の力を借りた洗浄作業で、水槽は新年を迎えるにあたって、すがすがしい姿へと生まれ変わります。
新しい年に向けてのメッセージ
鳥羽水族館の学芸員の方は、「新年からすがすがしい気持ちで、水槽を見てほしい」と語っていました。
この言葉からも、特別なイベントがいかに大切かが伝わってきます。
来館客も新しい一年に向けて清々しい気持ちで動物たちと向き合うことができるでしょう。
しかも、年末年始も休まず営業するということで、いつでも訪れることができ、楽しみが尽きない場所であることを実感しました。
鳥羽水族館への訪問を楽しもう!
この年末年始、鳥羽水族館ではただの観光スポット以上の体験が待っています。
特に「ドン」くんのようなお茶目なアザラシたちと触れ合うことで、心が温まる瞬間を楽しむことができることでしょう。
水族館の素敵な環境を体験しながら、自然と生き物たちの大切さについて考える良い機会になるかもしれません。
ぜひこの特別な季節に、家族や友人と共に鳥羽水族館を訪れてみてはいかがでしょうか?