高校生たちの起業体験: 鳥羽高校の挑戦
夢に向かって一歩を踏み出す高校生たち
三重県立鳥羽高校では、1月17日に特別な報告会が行われました。
この日は、一年生たちが自ら設立した企業の決算報告を株主総会の形で行ったのです。
高校生たちが地元企業に出資を募り、実際に起業するなんて、なんと勇気ある挑戦でしょうか。
未来のビジネスリーダーたちがここで育っているというのは、非常にワクワクしますよね。
実際のビジネス体験を通じて学ぶことの大切さ
この「起業体験プログラム」は、鳥羽高校が地域の特産を活かして行っている取り組みです。
今年も40人の学生が8つのグループに分かれ、「倭橘」を使った洋菓子や釣り道具の企画に取り組んできました。
このプログラムでは、ただアイデアを考えるだけではなく、実際に商品を開発し、販売まで行うというリアルなビジネス体験が含まれています。
生徒たちからの「将来は飲食店を経営したい」という声が聞こえ、非常に励みになります。
成功に向けて努力する姿勢
報告会では、生徒たちが出資者に対して自分たちのビジネスモデルをプレゼンし、資金を調達した経験を基に、販売実績などを報告しました。
出資者からは、温かい質問やアドバイスがあり、彼らの成長を見守る姿勢が印象的でした。
こうしたフィードバックは、彼らにとって自信を育てる貴重な時間だったことでしょう。
生徒たちが見た未来へ向けた想い
生徒たちの言葉には、彼らが得た学びの深さが表れています。
「原価や利益について学べたので将来にいかしたい」「リーダーシップや商品開発のテクニックを活かしていきたい」という意欲は素晴らしいですね。
この体験が、彼らの将来にどのような影響を与えるのか、楽しみでなりません。
彼らが夢に向かって一歩を踏み出す姿は、多くの人に勇気を与えるでしょう。
地域社会とのつながりも大切に
このプログラムは、地元企業の協力のもとで行われており、地域とのつながりを深める良い機会でもあります。
地域の特産物を生かした商品の開発は、地元の魅力を再発見するきっかけにもなりますよね。
高校生たちの活躍が、地域全体の未来に明るい光をもたらすことを信じています。